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楽天トラベルトップ > FINDING JAPAN & ME ココロが動く、を探しに行こう > #37 故きを温ねて新しきを知る新潟中越エリア温故知新旅

FINDING JAPAN & ME  ココロが動く、を探しに行こう

受継がれる歴史の中で現代の味と雰囲気を感じることが出来る。
古き文化と新しき文化が入り混じるモダンな新潟中越エリアを、
時の流れを感じながら旅してみませんか。

photo by T.H , realization & text by M.U

★ #37 受継がれる歴史の中で現代の味と雰囲気を感じながら、故きを温ねて新しきを知る新潟中越エリア温故知新旅

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受継がれる歴史の中で現代の味と雰囲気を感じることが出来る、古き文化と新しき文化が入り混じるモダンな新潟中越エリア。時の流れを感じる旅が始まります。

旅の最初に向かったのは蓬平温泉 和泉屋さん。入り口で笑顔の女将がお出迎えしてくれ、なんだか故郷に帰って来た時の安らぎを感じました。寝湯から一望出来る、蓬平の空と山々に感動。

葉っぱさん、虫さん、たぬきさんも大好きな露天風呂。

お湯の中に湯の花が咲き舞うこともあるのだそう。今日も湯の花咲いてるかなぁ…とお湯に入るのが楽しみになります。

次に向かったのは200年の歴史を有する原酒造の酒蔵見学。酒蔵見学の楽しみの一つはやっぱり試飲。数種類の日本酒を飲みくらべ、お気に入りの1本を見つけてお土産に買って帰ります。

原酒造の2大ブランドのひとつ「銀の翼」。首都圏では手に入らないそう。柏崎に来たら絶対に味わいたい日本酒です。

日本酒の肝心要の麹作りの責任者。毎日サウナ状態の酒室で麹作りを行なっているそうです。

酒造りのシンボル。大きな杉玉がお出迎えしてくれました。

酒蔵に入ると日本酒の香りが漂ってきます。

原酒造の2大ブランドのひとつ。「越後の誉れとなる酒を造り、人々が幸せになるように」との願いを込めて命名されたそう。酒所新潟を代表する日本酒です。

次に向かったのは、廃校をリノベーションした施設。遠くからでも良く目立つ、丘の上の白い木造校舎が目印に。緑と白のコントラストが印象的。

1階のレストランでは、校舎の面影を感じつつ、地産地消の料理が楽しめます。越後三山から流れ出す清水を飲み水に、安全な飼料で育った深雪もち豚のコクと、近隣で採れたうまみ溢れる地場野菜のマリアージュに感動。

レストランの半分は元々音楽室だったそう。天井も高く音も良く響き、運が良ければピアニストのオーナーの生演奏が聴けちゃうかも…

2階の教室には、懐かしい実験道具や地球儀、木琴やトライアングルが展示中。自由に触って遊んでいると、小学校時代が思い出されます。

卒業生が制作した卒業制作もそのまま残されており、自分はどんな卒業制作を作ったかな〜と懐かしい思い出が蘇ります。

次は木村茶道美術館で茶道体験へ。展示室で展示されている、国宝級の茶器を使ってお茶を頂く貴重な体験が出来ました。

お道具拝見も、お茶の楽しみのひとつ。お道具の持ち方や見方もなどにも作法があることに驚きです。

先生が丁寧に点(た)ててくれたお茶は絶品です。

先生たちが丁寧に教えてくれるので、お茶の作法がわからない初心者の私でも気軽にお茶席が楽しめました。

お茶をいただいた後に、多くの樹木に覆われ、燈篭・石碑・太鼓橋・池等が点在する庭園をお散歩。自然の中での静かな雰囲気を味わえます。

次に向かったのは、良寛さん終焉の地和島にある道の駅。一生寺を構えることなく托鉢修行の生活を続けた禅僧良寛さんが、多くの村人と出逢い心穏やかな晩年を送った終焉の地で、良寛さんのぬくもりと真心を感じられます。

築180年の古民家を移築して造られた、歴史が刻まれた香り豊かな道の駅。和みの時間を過ごします。

地元のコシヒカリで作った、3種類の具が入ってちょっと大きめのおにぎりにをほおばれば、お腹も心も満たされほっこり。

欧米では「貴族のミルク」と呼ばれ愛されてきたガンジーミルクを使った「ガンジーソフト×米粉コロネ」。米どころ長岡だから生まれた、ここでした味わえないオリジナルスイーツは、濃厚なのに後味さっぱりでした。

次に向かったのは、刈羽村の美しい田園風景と街並みを一望出来るオープンテラスが自慢のスイーツガーデン。自慢のテラス席は、時が過ぎるのを忘れる程落ち着くスペースでした。

白あんと桃が絶妙にマッチ。和菓子でも洋菓子でもない不思議なお菓子はお土産の定番だそう。

新潟のいちご越後姫や、刈羽の砂丘桃などの、新潟の豊かな素材を生かした美味しいお菓子が楽しめました。

南仏のログハウスをイメージして作られたお店は、壁に飾られる絵や棚の上の小物も、異国の雰囲気を演出してくれました。

次に向かったのは日本海に突き出した夕凪の橋。見飽きることのない真っ赤な夕日が、沈み行く壮大さと寂しさを感じさせます。

橋の先端には恋人たちの願掛けが。私もいつかは・・・

次に向かったのは、里山と川に囲まれた江口だんご本店。5種類のおだんごが一皿に。「全種類食べたい!」という女子の願いを叶えた一皿をぺろりと完食。

注文が入ってからひとつひとつ丁寧に点(た)てられたお茶とおだんごの愛称はバッチリ。

おだんごづくりの様子を目の前で見学。一つ一つにたっぷりの愛情が込められてました。

2棟の古民家を再生して建築された店舗は、雪国建築の特徴である大きな梁の存在感と心温まる雰囲気の良さを感じられます。

8号線にそびえる一際大きなおだんごの看板は最高の目印。でも傍で見るとちょっと衝撃的!

おだんごの味や質が良いのは当たり前。古民家を再生した店舗で、田園風景と里山を見ながらおだんごが食べたいと思わせる演出にまでこだわるのは、4代目江口社長。「昔へ帰ろう」がコンセプトのおだんごには、将来をきちんと見据えた幸せと夢が詰まってました。

今回訪れた場所
  【長岡市】
蓬平温泉 和泉屋
住所:新潟県長岡市蓬平町甲1508-2
    【柏崎市】
原酒造株式会社
住所:新潟県柏崎市新橋5-12
    【柏崎市】
木村茶道美術館
住所:新潟県柏崎市緑町3-1(松雲山荘園内)
 
  【刈羽村】
刈羽スイーツガーデン
住所:新潟県刈羽郡刈羽村大字刈羽4278-3
    【出雲崎町】
夕凪の橋
住所:新潟県三島郡出雲崎町大字尼瀬6-57
    【長岡市】
和島トゥー・ル・モンド
住所:新潟県長岡市和島中沢乙64-1
 
  【長岡市】
道の駅 良寛の里 わしま
住所:新潟県長岡市島崎5551番地
    【長岡市】
江口だんご本店
住所:新潟県長岡市宮本東方町52-1