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楽天トラベルトップ > FINDING JAPAN & ME ココロが動く、を探しに行こう > #63 神々が舞う。心が踊る。

#63 神話のふるさと宮崎で、伝統の神事「神楽」に触れる。

  • 神話のふるさと宮崎で、伝統の神事「神楽」に触れる。

    宮崎では、県内各地で伝統の神事「神楽」が受け継がれています。それは、地元の人々が神への感謝を込めて舞い踊る大切な文化です。神社で毎晩神楽が奉納される、高千穂へ。博物館に貴重な資料が揃う、椎葉村へ。豊かな自然と観光を楽しみながら、宮崎の神楽に触れる旅に出てみませんか。

  • まちなか案内所

    高千穂に到着後、まず訪れたのは「まちなか案内所」。スタッフの方に高千穂の見どころを丁寧に教えていただきます。一角では勾玉(まがたま)作り体験を楽しんでいる人も。

  • 高千穂峡1

    「高千穂峡」の遊歩道をのんびりと歩きます。この美しい渓谷は、阿蘇の火山活動によって生まれたそう。木々と清流に包まれた小径は歩きやすく快適。

  • 高千穂峡2

    途中、古めかしい橋を渡ります。石の欄干はしっとりと苔むしていて、長い歴史を感じさせます。

  • 高千穂峡3

    ハイライトは、真名井の滝。高千穂峡のシンボルです。滝の高さは約17メートル。貸しボートが運行している日は水面から滝を見上げることもできます。

  • 高千穂峡4

    渓谷のそこかしこで、岩肌から染み出す清らかな水。触れるとヒンヤリ、気持ちいい。

  • 高千穂峡5

    売店で見つけた日向夏ソフト。爽やかな味の日向夏は、宮崎特産の柑橘類。カラフルなあられがキュートです。

  • 田の花1

    お昼ごはんを食べに「野菜料理 田の花」へ。そこは山あいの集落に佇む一軒家レストラン。

  • 田の花2

    店に入ると、大きな窓が山里ののどかな風景を見事に切り取っていました。まるで一幅の絵のよう。

  • 田の花3

    いただいたのは、野菜のワンプレートランチ。どの野菜も丁寧に調理され、しみじみおいしい。素材の良さと職人技が見事に噛み合っています。

  • 田の花4

    お店はご夫婦で切り盛り。高千穂は昼夜の寒暖差がある土地なので野菜がおいしく育つそう。

  • くしふる神社

    昼食後は再び高千穂の見どころを巡ります。長い石段の先は「くしふる神社」。ここは神様が初めて地上に降り立った天孫降臨の地と伝わります。木々が鬱蒼と繁り、厳かな雰囲気。

  • 国見ケ丘

    次は一転して絶景スポット「国見ケ丘」へ。ぐるりパノラマの風景が広がるこの場所は、神様が国見をされたという伝説の地。雄大な阿蘇五岳も望めます。時には眼下に雲海が棚引くことも。

  • 夜神楽1

    夜は神楽を鑑賞するべく「高千穂神社」へ。まずは本殿でお祈りを捧げます。

  • 夜神楽2

    スタートは毎晩8時から。主要な演目から四番を抜粋して演じられます。本当は全部で三十三番あり、一晩かけて奉納されるのだとか。

  • 夜神楽3

    お囃子は笛がひとり、太鼓がふたり。息のあった音色が場内に響き渡ります。

  • 夜神楽4

    舞台の上には白い切り紙が飾られています。「えりもの」と呼ばれるこの飾りはひとつひとつの模様に意味があるそう。

  • 夜神楽5

    神楽が終盤を迎えると、仲の良い夫婦が登場してお酒を酌み交わします。イザナギの神とイザナミの神です。

  • 夜神楽6

    そのうち、お酒に酔ったのか舞台を降りて観客席へ。コミカルな舞が笑いを誘います。神楽を身近に感じるひととき。

  • 夜神楽7

    奉納を終えた演者のみなさん。地元では「ほしゃどん」と呼ばれます。一番長い人はほしゃどん歴50年と聞きびっくり。その技は若い人へと受け継がれていきます。

  • 天岩戸神社1

    翌日、出かけたのは「天岩戸神社」。日本神話ゆかりの高千穂でも、人気の高いスポットです。

  • 天岩戸神社2

    ご神体の天岩戸は西本宮の裏手に。受付で申し込み、お祓いを受ければ拝観することができます。

  • 天岩戸神社3

    天岩戸神社の先にある「天安河原」。川沿いにぽっかりと口を開けた巨大洞窟に、八百万の神が集まったと伝わります。その雰囲気は、まさに神秘的。

  • 天岩戸神社4

    笑顔が素敵な受付の巫女さんたち。かわいいお守りもたくさんありました。

  • 高千穂牛ドッグ

    休憩したカフェで見つけた高千穂牛ドッグ。地元が誇るブランド牛を気軽にパクリ。

  • がまだせ市場1

    立ち寄った「高千穂がまだせ市場」には郷土のおみやげがたくさん揃っていました。神楽で見かけた「えりもの」を発見。

  • がまだせ市場2

    不思議な名前の「ちほまろ」は、地元産の乳酸菌飲料。高千穂で育ったお米を発酵させた新感覚のドリンクです。

  • 椎葉民俗芸能博物館1

    高千穂を離れて、椎葉村に到着。目的は「椎葉民俗芸能博物館」で神楽の展示を見学すること。

  • 椎葉民俗芸能博物館2

    展示室の壁には神楽で使うお面がずらり。同じ演目で使うお面でも、集落ごとに表情が違うことに気づきます。

  • 椎葉民俗芸能博物館3

    椎葉村では村内26地区で神楽が伝承されているとのこと。山深い土地柄のため、狩猟や焼畑耕作の影響が色濃く反映されているそう。高千穂とは異なる神楽がここにはあります。

  • 椎葉村

    山肌に屋根を寄せ合うような椎葉村の集落。伝統文化が受け継がれるこの地では、11月になると神楽の音色が厳かに響き渡ります。

ココロが動く、を探しに行こう 宮崎では、県内各地で伝統の神事「神楽」が受け継がれています。それは、地元の人々が神への感謝を込めて舞い踊る大切な文化です。神社で毎晩神楽が奉納される、高千穂へ。博物館に貴重な資料が揃う、椎葉村へ。豊かな自然と観光を楽しみながら、宮崎の神楽に触れる旅に出てみませんか。

photo by Kazue Sato , realization & text by Atsuo Kokubo

神話のふるさと宮崎で、伝統の神事「神楽」に触れる。

宮崎では、県内各地で伝統の神事「神楽」が受け継がれています。それは、地元の人々が神への感謝を込めて舞い踊る大切な文化です。神社で毎晩神楽が奉納される、高千穂へ。博物館に貴重な資料が揃う、椎葉村へ。豊かな自然と観光を楽しみながら、宮崎の神楽に触れる旅に出てみませんか。

まちなか案内所

高千穂に到着後、まず訪れたのは「まちなか案内所」。スタッフの方に高千穂の見どころを丁寧に教えていただきます。一角では勾玉(まがたま)作り体験を楽しんでいる人も。

高千穂峡1

「高千穂峡」の遊歩道をのんびりと歩きます。この美しい渓谷は、阿蘇の火山活動によって生まれたそう。木々と清流に包まれた小径は歩きやすく快適。

高千穂峡2

途中、古めかしい橋を渡ります。石の欄干はしっとりと苔むしていて、長い歴史を感じさせます。

高千穂峡3

ハイライトは、真名井の滝。高千穂峡のシンボルです。滝の高さは約17メートル。貸しボートが運行している日は水面から滝を見上げることもできます。

高千穂峡4

渓谷のそこかしこで、岩肌から染み出す清らかな水。触れるとヒンヤリ、気持ちいい。

高千穂峡5

売店で見つけた日向夏ソフト。爽やかな味の日向夏は、宮崎特産の柑橘類。カラフルなあられがキュートです。

田の花1

お昼ごはんを食べに「野菜料理 田の花」へ。そこは山あいの集落に佇む一軒家レストラン。

田の花2

店に入ると、大きな窓が山里ののどかな風景を見事に切り取っていました。まるで一幅の絵のよう。

田の花3

いただいたのは、野菜のワンプレートランチ。どの野菜も丁寧に調理され、しみじみおいしい。素材の良さと職人技が見事に噛み合っています。

田の花4

お店はご夫婦で切り盛り。高千穂は昼夜の寒暖差がある土地なので野菜がおいしく育つそう。

くしふる神社

昼食後は再び高千穂の見どころを巡ります。長い石段の先は「くしふる神社」。ここは神様が初めて地上に降り立った天孫降臨の地と伝わります。木々が鬱蒼と繁り、厳かな雰囲気。

国見ケ丘

次は一転して絶景スポット「国見ケ丘」へ。ぐるりパノラマの風景が広がるこの場所は、神様が国見をされたという伝説の地。雄大な阿蘇五岳も望めます。時には眼下に雲海が棚引くことも。

夜神楽1

夜は神楽を鑑賞するべく「高千穂神社」へ。まずは本殿でお祈りを捧げます。

夜神楽2

スタートは毎晩8時から。主要な演目から四番を抜粋して演じられます。本当は全部で三十三番あり、一晩かけて奉納されるのだとか。

夜神楽3

お囃子は笛がひとり、太鼓がふたり。息のあった音色が場内に響き渡ります。

夜神楽4

舞台の上には白い切り紙が飾られています。「えりもの」と呼ばれるこの飾りはひとつひとつの模様に意味があるそう。

夜神楽5

神楽が終盤を迎えると、仲の良い夫婦が登場してお酒を酌み交わします。イザナギの神とイザナミの神です。

夜神楽6

そのうち、お酒に酔ったのか舞台を降りて観客席へ。コミカルな舞が笑いを誘います。神楽を身近に感じるひととき。

夜神楽7

奉納を終えた演者のみなさん。地元では「ほしゃどん」と呼ばれます。一番長い人はほしゃどん歴50年と聞きびっくり。その技は若い人へと受け継がれていきます。

天岩戸神社1

翌日、出かけたのは「天岩戸神社」。日本神話ゆかりの高千穂でも、人気の高いスポットです。

天岩戸神社2

ご神体の天岩戸は西本宮の裏手に。受付で申し込み、お祓いを受ければ拝観することができます。

天岩戸神社3

天岩戸神社の先にある「天安河原」。川沿いにぽっかりと口を開けた巨大洞窟に、八百万の神が集まったと伝わります。その雰囲気は、まさに神秘的。

天岩戸神社4

笑顔が素敵な受付の巫女さんたち。かわいいお守りもたくさんありました。

高千穂牛ドッグ

休憩したカフェで見つけた高千穂牛ドッグ。地元が誇るブランド牛を気軽にパクリ。

がまだせ市場1

立ち寄った「高千穂がまだせ市場」には郷土のおみやげがたくさん揃っていました。神楽で見かけた「えりもの」を発見。

がまだせ市場2

不思議な名前の「ちほまろ」は、地元産の乳酸菌飲料。高千穂で育ったお米を発酵させた新感覚のドリンクです。

椎葉民俗芸能博物館1

高千穂を離れて、椎葉村に到着。目的は「椎葉民俗芸能博物館」で神楽の展示を見学すること。

椎葉民俗芸能博物館2

展示室の壁には神楽で使うお面がずらり。同じ演目で使うお面でも、集落ごとに表情が違うことに気づきます。

椎葉民俗芸能博物館3

椎葉村では村内26地区で神楽が伝承されているとのこと。山深い土地柄のため、狩猟や焼畑耕作の影響が色濃く反映されているそう。高千穂とは異なる神楽がここにはあります。

椎葉村

山肌に屋根を寄せ合うような椎葉村の集落。伝統文化が受け継がれるこの地では、11月になると神楽の音色が厳かに響き渡ります。

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今回訪れた場所はこちら

  • 【宮崎県高千穂町】
    まちなか案内所
    住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三井田802-3
  • 【宮崎県高千穂町】
    高千穂峡
    住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三井田御塩井
  • 【宮崎県高千穂町】
    野菜料理 田の花
    住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三井田4587
  • 【宮崎県高千穂町】
    くしふる神社
    住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三井田713
  • 【宮崎県高千穂町】
    国見ケ丘
    住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方71-3
  • 【宮崎県高千穂町】
    高千穂神社
    住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三井田1037
  • 【宮崎県高千穂町】
    天岩戸神社
    住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸1073-1
  • 【宮崎県高千穂町】
    高千穂がまだせ市場
    住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三井田1099-1
  • 【宮崎県椎葉村】
    椎葉民俗芸能博物館
    住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1822-4

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