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下呂温泉は日本三名泉のひとつとして名高い由緒ある湯の里。温泉街をのんびりと歩きながら、宿のお風呂や足湯で湯めぐりを楽しめます。もちろん、魅力は温泉以外にも。それは郷土のおいしい料理だったり、冬の夜空を彩る花火だったり。大切な人と出かければ、ふたりの距離がさらに近づく、冬の下呂温泉へ。
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高山本線の特急で下呂駅に到着。ここから温泉街までは徒歩圏内。そんなアクセスのよさも嬉しい限りです。
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駅から歩いていると、道端に湯元と書かれた噴泉塔が。触ってみると温度は熱めで、温泉であることが分かります。湯の里に来たな、という実感がじわり。
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ちょうど時間はお昼時。訪れたのは、温泉街の「LA VITA é bella」。窓から飛騨川の流れを望む、評判のイタリア料理店です。
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オーダーしたのはパスタランチとピッツァランチ。ふたりでシェアして味わいました。イタリア仕込の技を駆使しつつ、地元の食材をふんだんに取り入れた料理はどれもおいしい!
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食後は足湯のあるお土産物屋さん「下呂温泉 足湯の里 ゆあみ屋」へ。目的は、名物のほんわかプリン。温泉で温めた珍しいプリンです。
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足湯でほっこり温まりながら、ホカホカのプリンをいただきました。ランチで満たされた後のスイーツタイムは、会話も自然に弾みます。
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休憩後に足を向けたのが、「下呂温泉合掌村」。立ち並ぶ合掌造りの家屋は、白川郷などから移築したもの。飛騨伝統の古き良き日本の風景が広がります。
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村内で体験できるのが、陶器の絵付と和紙の紙漉き。今回は、ふたりで陶器の絵付けにチャレンジしてみました。
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選んだのはマグカップ。できた作品は、お互いにプレゼントすることに。自分のために描くよりも、なんだか緊張してしまいます。
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ペアのオリジナルマグカップが完成! 思い出の品ができました。あとでスタッフが器を焼き、郵送してくれるそう。届くのがとっても楽しみ。
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合掌造りの民家の縁側でひと休み。この旧大戸家住宅は国指定の重要有形民俗文化財なのだとか。貴重な体験なのだけれど、気分は実に和やか。
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食事処を覗くと、囲炉裏で川魚を焼いていました。かつての集落を再現した合掌村では、ゆっくりと時間が流れています。
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今日の宿泊先である「水明館」にチェックイン。建物に入るとロビーは広く、とても優雅な雰囲気。
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案内されたのは臨川閣の客室。眺めのよい窓際で、お抹茶をいただきながら寛いだ時間を過ごします。
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夕食はレストラン「バーデン バーデン」のコース料理。飛騨の食材を使ったフレンチがひと品ずつ運ばれてきます。特にメインの飛騨牛網焼きは、柔らかジューシーで大満足。
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ワインを片手にフランス料理を味わう、温泉地の夜。ふたり旅にふさわしい、特別なひとときです。
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1/9~3/26までの毎週土曜日、20時30分から「冬の下呂温泉 花火物語」がスタート。飛騨路の冬を彩る美しい花火は必見です。
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花火を鑑賞した後は、宿のお風呂でのんびり。ライトアップされた野天風呂は、つい長湯をしてしまいたくなる心地よさ。
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翌日、ぶらり散策へ。町の中心部にある「田の神の足湯」は、地元の人にも愛されるスポット。
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ふたりで珍しい手湯を試してみました。お湯は熱めで、凍えた指先がみるみるあたたかに。温泉パワー、すごいです。
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旧飛騨街道を歩いていると、江戸時代創業の「奥田又右衛門膏本舗」が。下呂膏と呼ばれる貼り薬は、古くからの下呂温泉名物でもあります。
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近年のヒット商品「なごみしーと」。美濃和紙のアロマシートを体に貼ると、天然成分の香りで全身が癒やされます。
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お昼ごはんは「宴蔵」で、飛騨牛トマト丼をいただきました。トマト丼は下呂温泉のご当地料理。トマトも飛騨牛も下呂自慢の逸品です。
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温泉街の道路で見つけた、カエルのマーク。下呂はゲロ、つまりカエルにちなんだ場所でもありました。
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下呂温泉の湯めぐり手形。1枚で手形加盟旅館の中から3軒のお風呂に入浴できます。有効期限は6カ月もあるので、次回に使う楽しみも。
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湯めぐり手形で訪れたのが「下呂温泉 山形屋」。フロントで手形を見せて、いざお風呂へ。
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日中の露天風呂は、景色も楽しめて気分爽快。内湯の湯船はびっくりするほど広々としていました。
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旅の最後に立ち寄ったのが「尾張屋製菓」の直売工場。地元特産の栃の実を使った商品が人気です。栃の実蒸しパンも、そのひとつ。
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看板商品は栃の実せんべい。せんべいがパリッと割れるたびに、栃の実の香ばしい匂いが弾けます。軽いので、おみやげにもぴったり。
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店を切り盛りする服部さんご夫婦。仲良く働く姿を見ていると、こちらまで温かい気持ちになりました。