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楽天トラベルトップ > FINDING JAPAN & ME ココロが動く、を探しに行こう > #75 聖地を訪れ、熊野古道を歩く。 パワーをもらう東紀州の旅へ。

#75 聖地を訪れ、熊野古道を歩く。 パワーをもらう東紀州の旅へ。

  • 熊野古道

    三重県南部に広がる東紀州。伊勢と熊野三山を結ぶこの地は、古くから旅人に愛された場所でもあります。その象徴といえるのが、熊野古道伊勢路。今もなお残る石畳の小径は、かつて巡礼の人々が歩いた時のまま。大自然に恵まれたこのエリアでは、海山のグルメも見逃せません。世界遺産の地を巡り、郷土の味を堪能する、東紀州の旅へ出かけてみませんか。

  • マンボウ1

    国道42号線沿いにあり、三角形のトンガリ屋根が印象的な「道の駅 紀伊長島マンボウ」。館内には海の幸を中心にした郷土自慢の品々がぎっしり。

  • マンボウ2

    紀北町の魚でもあるマンボウの手作りアクセサリーを発見。週末は屋外の屋台でマンボウの串焼きを販売しているそう。

  • さんま寿司

    お昼ごはんにいただいたのは、さんま寿司。東紀州の名物ですが、魚の開き方や味付けなどが地域によって変わるのだとか。

  • 卵卵ふわぁ~む1

    食後のデザートを求めて、同じ町内にある「卵卵ふわぁ~む」へ。直営農場から届く新鮮な卵を使ったスイーツが評判のお店です。

  • 卵卵ふわぁ~む2

    オーダー後にクリームを入れる卵卵シューが一番人気。濃厚だけど軽やかなカスタードクリームと、サックサクの生地がベストマッチ! ほかにもプリンやロールケーキなど魅力的な商品がたくさんありました。

  • 花の窟1

    紀勢自動車道と熊野尾鷲道路を利用して、熊野市にある「花の窟」へ。世界遺産にも登録されているパワースポットです。

  • 花の窟2

    参道の突き当りにそそり立つ、巨大な岩がご神体。その頂上から170mの綱を渡す神事が受け継がれており、今も年に2回執り行われています。

  • お綱茶屋1

    お参りの後は隣接する「お綱茶屋」でひと休み。軽食や地元の特産品がずらりと並びます。緋毛氈を敷いた縁台で、焼きたてのみたらし団子をパクリ。

  • お綱茶屋2

    お団子に入っていたのが、花の窟神社に奉納されるいざなみ米。古代米の風味豊かな味わいが噛むほどに口へ広がりました。

  • 七里御浜1

    目の前の国道を渡ると、そこは七里御浜。ゆるやかに弧を描く美しい海岸が、20km以上も続きます。熊野古道伊勢路の一部として、かつては巡礼の人々が歩いたそう。

  • 七里御浜2

    広い海岸を埋め尽くすのは、丸みを帯びた小さな石。寄せては返す波の動きに合わせて、玉石がこすれ合う心地よい音が響き渡ります。

  • 瀞流荘1

    宿泊したのは「入鹿温泉ホテル瀞流荘」。露天風呂では、折り重なる山の稜線が目を楽しませてくれました。

  • 瀞流荘2

    夕食のお料理は、地元の食材を使ったものが中心。熊野牛の串焼きには尾鷲の塩が添えられており、デザートには新種のかんきつ「新姫」の羊羹が。

  • 瀞流荘3

    三重ブランド認定の熊野地鶏は、オリジナルの薬膳鍋で。鶏肉はプリンと弾力があり、旨みたっぷり。そのエキスが溶け出したスープで作るラーメンがまた美味!

  • 瀞流荘4

    フロントで見つけたのが、湯めぐり手形。これは宿のお風呂と湯ノ口温泉の入浴、宿からそこまでを結ぶトロッコ電車の乗車が1日何度でも利用できるもの。ヒノキ製なのでお風呂に浮かべると良い香りが。

  • 瀞流荘5

    翌朝、トロッコ電車に乗って湯ノ口温泉へ。鉱山で使われていた電車はとても小さく、レトロな雰囲気。

  • 瀞流荘6

    湯ノ口温泉には男女別の内湯と露天風呂があり、いずれも源泉から引いたお湯を加水・加温せずかけ流しに。寝湯や立湯など浴槽もバラエティー豊かで、良質な温泉をじっくりと堪能できます。

  • 馬越峠1

    チェックアウト後に向かったのは、馬越峠。標高は325m、熊野古道伊勢路の中でも人気があるルートを、ゆっくりと歩き始めます。

  • 馬越峠2

    人気の高い理由のひとつが、石畳の美しさ。びっしりと石が敷き詰められた小径が上へ上へと続いていきます。

  • 馬越峠3

    上り始めてしばらくすると、道端にお地蔵様が。長年、道行く旅人を見守ってきた小さな姿に手を合わせるひととき。

  • 馬越峠4

    石畳の道が続くのは、美しいヒノキ林の中。見上げると、どの木々も空に向かって真っすぐ伸びています。時折、びっくりするほど幹が太い古木を見かけることも。

  • 馬越峠5

    道中には標識があり、どの程度歩いたかを知る目安になるのが嬉しい。

  • 馬越峠6

    途中で出会った男性は地元在住で、健康のために毎日この道を歩いているそう。石畳を歩くコツや峠の歴史を親切に教えてくれました。

  • 馬越峠7

    終点の馬越公園に到着。尾鷲市街地を眺めながら、一息いれます。肌を撫でる爽やかな風が、とっても心地いい。

  • 夢古道おわせ1

    旅の最後に訪れたのが「夢古道おわせ」。まずは海洋深層水のお風呂で、峠越えの疲れを癒やします。この露天風呂にはアルカリ性と酸性のお湯が!

  • 夢古道おわせ2

    お風呂から出たら、お昼ごはん。食事処は、郷土料理が堪能できる「お母ちゃんのランチバイキング」。3地域のグループが、週替りで調理を担当しています。

  • 夢古道おわせ3

    お皿の中の減り具合をチェックしながら、出来たてを次々に補充。旬の地元食材を使った料理はどれも素朴で、しみじみとおいしい。

  • 夢古道おわせ4

    隣接するショップには、採れたての野菜あり、ヒノキの木工品あり。尾鷲ならではのおみやげがたくさん揃っていました。

  • 夢古道おわせ5

    海洋深層水から作り出した塩製品や調味料も尾鷲の特産品。自宅で使うたびに楽しかった旅の思い出が蘇る……。そんなおみやげも素敵かもしれません。

ココロが動く、を探しに行こう 三重県南部に広がる東紀州。伊勢と熊野三山を結ぶこの地は、古くから旅人に愛された場所でもあります。その象徴といえるのが、熊野古道伊勢路。今もなお残る石畳の小径は、かつて巡礼の人々が歩いた時のまま。大自然に恵まれたこのエリアでは、海山のグルメも見逃せません。世界遺産の地を巡り、郷土の味を堪能する、東紀州の旅へ出かけてみませんか。

photo by Kazue Sato , realization & text by Atsuo Kokubo

熊野古道

三重県南部に広がる東紀州。伊勢と熊野三山を結ぶこの地は、古くから旅人に愛された場所でもあります。その象徴といえるのが、熊野古道伊勢路。今もなお残る石畳の小径は、かつて巡礼の人々が歩いた時のまま。大自然に恵まれたこのエリアでは、海山のグルメも見逃せません。世界遺産の地を巡り、郷土の味を堪能する、東紀州の旅へ出かけてみませんか。

マンボウ1

国道42号線沿いにあり、三角形のトンガリ屋根が印象的な「道の駅 紀伊長島マンボウ」。館内には海の幸を中心にした郷土自慢の品々がぎっしり。

マンボウ2

紀北町の魚でもあるマンボウの手作りアクセサリーを発見。週末は屋外の屋台でマンボウの串焼きを販売しているそう。

さんま寿司

お昼ごはんにいただいたのは、さんま寿司。東紀州の名物ですが、魚の開き方や味付けなどが地域によって変わるのだとか。

卵卵ふわぁ~む1

食後のデザートを求めて、同じ町内にある「卵卵ふわぁ~む」へ。直営農場から届く新鮮な卵を使ったスイーツが評判のお店です。

卵卵ふわぁ~む2

オーダー後にクリームを入れる卵卵シューが一番人気。濃厚だけど軽やかなカスタードクリームと、サックサクの生地がベストマッチ! ほかにもプリンやロールケーキなど魅力的な商品がたくさんありました。

花の窟1

紀勢自動車道と熊野尾鷲道路を利用して、熊野市にある「花の窟」へ。世界遺産にも登録されているパワースポットです。

花の窟2

参道の突き当りにそそり立つ、巨大な岩がご神体。その頂上から170mの綱を渡す神事が受け継がれており、今も年に2回執り行われています。

お綱茶屋1

お参りの後は隣接する「お綱茶屋」でひと休み。軽食や地元の特産品がずらりと並びます。緋毛氈を敷いた縁台で、焼きたてのみたらし団子をパクリ。

お綱茶屋2

お団子に入っていたのが、花の窟神社に奉納されるいざなみ米。古代米の風味豊かな味わいが噛むほどに口へ広がりました。

七里御浜1

目の前の国道を渡ると、そこは七里御浜。ゆるやかに弧を描く美しい海岸が、20km以上も続きます。熊野古道伊勢路の一部として、かつては巡礼の人々が歩いたそう。

七里御浜2

広い海岸を埋め尽くすのは、丸みを帯びた小さな石。寄せては返す波の動きに合わせて、玉石がこすれ合う心地よい音が響き渡ります。

瀞流荘1

宿泊したのは「入鹿温泉ホテル瀞流荘」。露天風呂では、折り重なる山の稜線が目を楽しませてくれました。

瀞流荘2

夕食のお料理は、地元の食材を使ったものが中心。熊野牛の串焼きには尾鷲の塩が添えられており、デザートには新種のかんきつ「新姫」の羊羹が。

瀞流荘3

三重ブランド認定の熊野地鶏は、オリジナルの薬膳鍋で。鶏肉はプリンと弾力があり、旨みたっぷり。そのエキスが溶け出したスープで作るラーメンがまた美味!

瀞流荘4

フロントで見つけたのが、湯めぐり手形。これは宿のお風呂と湯ノ口温泉の入浴、宿からそこまでを結ぶトロッコ電車の乗車が1日何度でも利用できるもの。ヒノキ製なのでお風呂に浮かべると良い香りが。

瀞流荘5

翌朝、トロッコ電車に乗って湯ノ口温泉へ。鉱山で使われていた電車はとても小さく、レトロな雰囲気。

瀞流荘6

湯ノ口温泉には男女別の内湯と露天風呂があり、いずれも源泉から引いたお湯を加水・加温せずかけ流しに。寝湯や立湯など浴槽もバラエティー豊かで、良質な温泉をじっくりと堪能できます。

馬越峠1

チェックアウト後に向かったのは、馬越峠。標高は325m、熊野古道伊勢路の中でも人気があるルートを、ゆっくりと歩き始めます。

馬越峠2

人気の高い理由のひとつが、石畳の美しさ。びっしりと石が敷き詰められた小径が上へ上へと続いていきます。

馬越峠3

上り始めてしばらくすると、道端にお地蔵様が。長年、道行く旅人を見守ってきた小さな姿に手を合わせるひととき。

馬越峠4

石畳の道が続くのは、美しいヒノキ林の中。見上げると、どの木々も空に向かって真っすぐ伸びています。時折、びっくりするほど幹が太い古木を見かけることも。

馬越峠5

道中には標識があり、どの程度歩いたかを知る目安になるのが嬉しい。

馬越峠6

途中で出会った男性は地元在住で、健康のために毎日この道を歩いているそう。石畳を歩くコツや峠の歴史を親切に教えてくれました。

馬越峠7

終点の馬越公園に到着。尾鷲市街地を眺めながら、一息いれます。肌を撫でる爽やかな風が、とっても心地いい。

夢古道おわせ1

旅の最後に訪れたのが「夢古道おわせ」。まずは海洋深層水のお風呂で、峠越えの疲れを癒やします。この露天風呂にはアルカリ性と酸性のお湯が!

夢古道おわせ2

お風呂から出たら、お昼ごはん。食事処は、郷土料理が堪能できる「お母ちゃんのランチバイキング」。3地域のグループが、週替りで調理を担当しています。

夢古道おわせ3

お皿の中の減り具合をチェックしながら、出来たてを次々に補充。旬の地元食材を使った料理はどれも素朴で、しみじみとおいしい。

夢古道おわせ4

隣接するショップには、採れたての野菜あり、ヒノキの木工品あり。尾鷲ならではのおみやげがたくさん揃っていました。

夢古道おわせ5

海洋深層水から作り出した塩製品や調味料も尾鷲の特産品。自宅で使うたびに楽しかった旅の思い出が蘇る……。そんなおみやげも素敵かもしれません。

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今回訪れた場所はこちら

  • 【三重県紀北町】
    道の駅 紀伊長島マンボウ
    住所:三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区東長島2410-73
  • 【三重県紀北町】
    卵卵ふわぁ~む
    住所:三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区長島629-1
  • 【三重県熊野市】
    花の窟
    住所:三重県熊野市有馬町上地130
  • 【三重県熊野市】
    お綱茶屋
    住所:三重県熊野市有馬町上地137
  • 【三重県熊野市】
    入鹿温泉ホテル瀞流荘
    住所:三重県熊野市紀和町小川口158
  • 【三重県紀北町~尾鷲市】
    馬越峠
    住所:三重県北牟婁郡紀北町~尾鷲市
  • 【三重県尾鷲市】
    夢古道おわせ
    住所:三重県尾鷲市向井12-4

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