日本から近くて安い、さらに治安もいい台湾はひとり旅にもってこい。「海外旅行に行きたいけど、みんなと予定が合わない」「人に気を使わずに観光したい、食べたい、贅沢したい」「ひとりで考え事をしたい、ぼーっとしたい」そんな人にオススメ！週末＋1日で気軽に行ける台湾ひとり旅の魅力をご紹介。

観光“自分の興味のあること”をとことん楽しもう！

“ひとり旅”の魅力やメリットって？: 自分だけで行き先を決め、好きなタイミングに訪れ、やりたいように過ごす自由・気ままさが“ひとり時間”最大の魅力。誰かと訪れるよりも、その土地の風土を感じられたり、行動力・決断力が身についたり、現地の人やほかの旅行者との交流が生まれたり。ひとりだからこそ体験できる旅のメリットは意外にたくさんあるのです！

ひとりで「大自然」に包まれてリフレッシュ！

絶景のなかで昼寝をするもよし。写真好きは気の済むまで撮影会を、読書家は何冊でも読みふけって、自分流に台湾の自然を満喫しよう。

日月潭(にちげつたん) 時間帯によって青や緑に色を変える美しい湖。遊覧船に乗って湖畔の山々の緑を眺めたり、レンタルサイクリングで湖を一周するのがおすすめ。周囲のリゾートホテルに1泊して、日月潭が最も美しいとされる夜明けの景色にひたるのも◎

アクセス・台北「國光客運台北西站B棟」から「埔里」経由のバスで乗車約4時間(片道460元)※平日は1日6本、週末8本運行
・高鉄(新幹線)「台中」駅／台鉄「台中」駅から「台湾好行バス」で乗車約1時間半(片道190元)※1時間に1本運行(9:00～17:00間)
陽明山国立公園(ようめいさんこくりつこうえん) 真っ白な｢カラー畑｣の絶景で知られる花の名所。特に2月～は梅の花や桜など様々な花が咲き乱れ、多くの人で賑わう。周囲には個性的なカフェや、硫黄香る白濁色の陽明山温泉もある。

アクセス・「台北」駅260番バス停から乗車約1時間半
・MRT「剣潭」駅から各目的地別にバスが運行

台湾の「歴史・芸術」に触れて知見を広めよう！

清朝・日本統治時代を含む台湾の歴史と、当時の芸術や文化を知れるスポットを訪ねよう。自分のペースでじっくりと鑑賞を。

故宮博物院(こくりつこきゅうはくぶついん) 中国の歴史に翻弄されたお宝(美術品や工芸品)が5,000点以上展示される大型博物館。それらをすべて見るには10年以上かかるといわれる。日本語の音声ガイドを100元でレンタル可能。

アクセス・MRT「士林」駅から公共バス(乗り場：255、304、紅30、小18、小19)に乗車、「故宮博物院前」で下車(片道15元)
・MRT「士林」駅からタクシーに乗車約15分(片道約100元)
龍山寺(りゅうざんじ) 約270年の歴史をもつ、台北で最も古いお寺。参拝すると願い事が叶うパワースポットとしても有名。学問、商売、子宝、恋愛などジャンル別の神様がそれぞれ祀られている。境内の随所に施された芸術性の高い細工も必見。

アクセス・MRT「龍山寺」駅出口1から徒歩すぐ

異国情緒あふれる「町並み」を散策しよう！

旅行客にとっては、その土地の習慣・生活感さえも非日常の情景。自分の直感を信じて、裏路地を探検したり隠れ家的お店を見つけよう。

九フン(きゅうふん) かつて金鉱山として栄え、閉山後も某有名台湾映画・日本映画の舞台となり人気観光地に。個性的な雑貨屋、屋台、カフェなどがひしめく独特の雰囲気は九フンならでは。上り坂になった商店街を抜け、山の上から見下ろす夜景も絶景！

アクセス・MRT「忠孝復興」駅から直通バス(乗り場：1062番)で乗車約1時間半
・台湾鉄道「台北」駅から乗車約1時間、「瑞芳」駅下車。「瑞芳」駅からバス／タクシーで乗車約20分
迪化街(てきかがい) かつて貿易業で栄えた台北で最も古い問屋街。ドライフルーツや穀物などの“乾物”を中心に、高級食材や漢方薬などを扱う様々な商店がある。レンガ・石造りのバロック建築の街並みは古いながらも美しく、街の繁栄の歴史を感じとれる。

アクセス・MRT「北門」駅出口2から徒歩約10分・MRT「大橋頭」駅出口1から徒歩約15分・MRT「雙連」駅出口1または2から徒歩約20分・MRT「中山」駅出口6から徒歩約20分

「観光列車」で移動時間も楽しい鉄道の旅へ！

目的地に向かう途中の時間も、旅の醍醐味の一つ。誰かと居ると会話に夢中で見過ごしてしまう景色も、ひとりきりだからこそ見えてくるかも。

平渓線(へいけいせん) 沿線に台湾の昔懐かしい田舎風情や、日本統治時代の面影が散りばめられたノスタルジーなローカル路線。「猫村」や「十分瀑布」など観光名所もたくさん。1日乗車券か、目的の駅が決まっているならEasy Card利用が便利。

アクセス・台湾鉄道「台北」駅から乗車約1時間、「瑞芳」駅下車。「瑞芳」駅から乗車約10分、「三貂嶺」駅(平渓線始発駅)から「菁桐」駅間の7駅が平渓線 ※約1時間に1本運行
阿里山森林鉄道(ありさんしんりんてつどう) “ミニ列車”の愛称をもつ小さな車体で、険しくも美しい山岳地帯をゆく人気の観光列車。山や谷、竹林や茶畑などの絶景が随所で楽しめる。乗車券は事前予約がおすすめ！

アクセス・2016年9月26日現在、災害のため「嘉義」駅から「奮起湖」駅間(9駅)のみ運行

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グルメ食べたいものを好きなだけ食べよう！

“おひとり様”でも入りやすいお店、楽しめるスポットが満載！: その土地ならではの「食」を楽しむことは、欠かせない旅の楽しみの一つ。自分の好みだけで料理・お店を選べるのがひとり旅ならではのメリット。日本語が通じるお店も多く、安くておいしい台湾料理でお腹も心も満たそう！

甘いもの大好き！「スイーツ派」に◎

日本でも話題沸騰の台湾スイーツ。甘党男子もダイエッター女子も、ひとり旅の間は人目を気にせずに甘い至福のときを楽しんで。

「台湾かき氷」ICE MONSTER
台湾スイーツの代名詞「かき氷」の人気店で、ミルクでつくられたふわふわの氷が絶品。写真は「台湾茶とタピオカミルクティのかき氷」。広々とした店内、清潔なトイレ、日本語メニューもあり！

店舗情報・営業時間：10:30～23:30
・アクセス：台湾各所に複数店舗あり
「タピオカミルクティー」春水堂
「タピオカミルクティー」の発祥店で、台湾全土に40店舗以上ある名店。上質な紅茶と黒蜜入りのタピオカがおいしさの秘訣。落ち着きのあるシックな店内で、ひとりでもゆっくりとくつろげる。

店舗情報・営業時間：8:30～23:30
・アクセス：台湾各所に複数店舗あり

がっつり食べたい！「麺派」に◎

台湾は麺料理のバリエーションが豊富。料理によって麺の太さや食感、トッピングする具材も様々で楽しみ方は無限！

「擔仔麺(たんつーめん)」度小月(永康街店)
エビのダシが効いたスープに、もちもちの細麺、その上にネギの風味香る豚そぼろとエビが乗った「擔仔麺」の名店。ひとり客には、こじんまりとした「永康店」がおすすめ。

店舗情報(永康店) ・営業時間：11:30～22:30
・アクセス：MRT「東門」駅出口5から徒歩約3分
・住所：台北市永康街9-1号
「牛肉麺(ぎゅうにくめん)」老張牛肉面
薄味でさっぱりとしたスープ、コシのある麺、その上に味のしみたやわらかな牛肉がのった「牛肉麺」の名店。広々とした店内は清潔感があり、ひとり客・女性客でもゆっくりとくつろげる。

店舗情報・営業時間：11:00～15:00、17:00～21:00
・アクセス：MRT「東門」駅から徒歩約5分
・住所：台北市愛國東路105號

屋台グルメを色々食べたい！「食べ歩き派」に◎

昼夜ともに多くの屋台がひしめく台湾の商店街は、食べ歩きにもってこい！屋台ならではの雰囲気と、台湾らしい街並みも一緒に楽しんで。

「昼市」永康街
小龍包の有名店「鼎泰豊」があり、そのほか定番の台湾グルメ・スイーツは一通り味わうことができる食の都。新旧の文化・芸術が共存する独特な街の雰囲気も魅力。おしゃれなカフェも多い。

アクセス・MRT「東門」駅から徒歩約1分
・「台北」駅からバス(乗り場：20、22、253、0東)で乗車約10分、「信義永康街口」下車
「夜市」寧夏夜市
規模が小さいので回りやすく、食い倒れたい夜に最適。芋圓(芋だんご)の行列屋台はぜひとも訪れて。観光客だけでなく多くの地元住民で賑わうため、思いもよらない交流や出会いが生まれるかも。

アクセス・MRT「雙連」駅出口1から徒歩約10分
・MRT「中山」駅出口5から徒歩約10分
・MRT「北門」駅出口2から徒歩約13分

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ツアー現地の人主催のオリジナルツアーに参加しよう！

「Voyagin」で、ガイドブックにはないローカルな魅力を発見！: 旅行体験のフリーマーケット「Voyagin」では、現地の人が主催するユニークな観光・体験ツアーが予約できる。定番観光地以外の隠れた名所や、その土地のリアルな日常が垣間見られ、何より、ツアー主催者の人とのあたたかな交流がひとり旅の寂しさを吹き飛ばしてくれる。

「Voyagin」で台湾の現地ツアーを体験した人の声 “初めて会ったはずなのに、そんな感じが全くしない。なんだか不思議な時間を過ごさせてもらいました(Sachikoさん・女性)”
“いわゆるただの観光スポット巡りじゃない今の台北を体感したいなら、ぜひおすすめします！(Rieさん・女性)”
“ベタな名所巡りに飽きた人、3泊4日以上で観光旅行に来ている人にもお勧めしたいです(Yuさん・男性)”

日本語OK！日本人ひとり旅行者におすすめの台湾ツアー

台北を散策する！1日ウォーキングツアー

エリア：台北市／所要時間：10時間

約3,300円
台北の四獣山でハイキング

エリア：台北市／所要時間：2時間

約400円
高雄を楽しむフォト＆サイクリングツアー

エリア：高雄／所要時間：4時間

約4,400円

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お土産帰国後も旅の思い出に浸れるお土産選び◎

自分＆大切な人に、台湾ならではのお土産を！: 日本に帰ってからも、台湾の旅を思い出させてくれるお土産を買おう。特に、台湾のかわいいマスキングテープや花柄の布は、トラベルジャーナル(旅の思い出日記)のデコレーションにも最適◎

「トラベルジャーナル(旅の思い出日記)」のデコレーションに◎

マスキングテープ日本のマスキングテープブームを受け、近年台湾でも多くの地元メーカーが色々な柄のマスキングテープを販売中。日本にはない台湾らしい色づかいや繁体字の柄がコレクター欲を刺激する。
台湾花布柄の布・雑貨小物や雑貨によくつかわれる、台湾の伝統的な花柄の布「台湾花布」。カラフルな配色と、描写の細かい花のモチーフが上品でかわいらしい。布のハギレも売っているので、手づくり小物にも◎

「自分へのお土産」に◎ 日本でも台湾の味と美を楽しもう！

台湾の調味料料理に独特の風味・コク・辛さをもたらしてくれる台湾の調味料たち。色々な種類があり、スーパーで安く大量に手に入る。帰国後もお気に入りの台湾グルメの味を再現して、おいしさにひたろう。
台湾コスメ美容効果はもちろん、パッケージのかわいらしさが人気の台湾コスメ。現地のドラッグストアで購入すればコスパもよし。無添加の天然素材からつくられたオーガニックコスメも人気。

「プレゼント用」に◎ 台湾らしさが伝わりやすいど定番！

パイナップルケーキ知名度No1、台湾のいたるところで販売されているお土産スイーツ。それだけにどのメーカーでも安定したおいしさで、サクサクの生地とやわらかいパイナップル餡の相性は抜群。
台湾茶・茶器烏龍茶やプーアール茶など、おいしいお茶がたくさんある台湾。大抵は試飲可能なので、お気に入りの茶葉を見つけてみて。親しい知人には、小ぶりで上品な茶器も合わせて贈ると◎

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豆知識旅の準備やトラブル回避！ひとり旅豆知識

初心者さんは要チェック！ひとり旅をより楽しくするために: 旅の事前準備として「宿泊先の手配」と「移動手段の下調べ」は必須。ひとり旅上級者でないと、異国の現地でこれらをスムーズに行うことは至難の業。また、旅行の前は体調管理に細心の注意をはらい、万全の健康状態で出かけたい。
旅行中は派手な服装はひかえ、人通りのない道・暗い夜道はひとりで歩かないこと。また日中や賑わった通りでも、キョロキョロせずにテキパキと歩くよう心がけよう。

ひとり旅に持って行きたい「おすすめグッズ」

手帳旅の途中で必要な情報をメモしたり、自分が感じたこと、気づいたことを書き留められる「手帳」を持参しよう。旅行日記ほど大それたものでなくとも、後で旅を振り返るきっかけになるのでおすすめ。楽天市場でチェック >>
三脚旅のなかで出会った絶景や現地の人と、自分も一緒に写真に残りたいときに三脚は欠かせないアイテム。特にコンパクトな“ミニ三脚”は持ち歩きやすくておすすめ。楽天市場でチェック >>

ひとり旅に出たくなる「おすすめの本」

ひとりたび1年生道に迷ってオロオロ、人に話しかけられてアワアワ。「たかぎなおこ」が描く引っ込み思案な人のひとりたびエッセイ描き下ろし35ページ。旅の写真も満載！楽天ブックスでチェック >>
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旅に出たくなる「おすすめの映画」

ザ・ビーチバンコクを旅するリチャードは、安宿で奇妙な男から“伝説のビーチ”の話を耳にする。そこは美しすぎるほどに美しく、すべての日常から解放される夢の楽園だという。鬼才ダニー・ボイル、主演レオナルド・ディカプリオによる異色サスペンス。楽天SHOWTIMEでチェック >>
食べて、祈って、恋をしてニューヨークで活躍する女性ジャーナリストが、“本当の自分”を探す1年間の旅へ。イタリアでは体型を気にせずグルメ三昧、インドでは瞑想に耽り、最後に訪れたバリ島では、思いがけない出逢いが待っていた。楽天SHOWTIMEでチェック >>